2011年10月11日

梅干しの瞬間

長女が中学に入学してから、

ほぼ毎朝 お弁当を作ります。

土曜日曜も、部活の為お弁当、という日も少なくはありません。

その毎朝のお弁当に欠かせないのが、

自家製の梅干し。

亡くなった母の友人Kさんが未だに作っては届けてくれます。

今年は、娘のお弁当用に小梅も漬けてくれました。



おかずを詰め、ご飯を盛り、最後に梅干しを箸でのせる。

毎朝、幾度となく繰り返す作業ですが、

『行ってらっしゃい』の気持ちを封じ込める幸せな瞬間です。

上着の最後のボタンを留めてあげる

くつをはかせてあげる

髪にリボンを結んであげる

子育ての中で様々に変化する『行ってらっしゃい』の瞬間を

これから何回味わえるのでしょうか?

いつか自分でお弁当を作るようになるその日まで

梅干しの時間の幸福を密かに楽しみたいと思います(^-^)



Posted by ヒラジュン at 10:48│Comments(4)
この記事へのコメント
なんだか心が暖まりました。
母にありがとうと言いたいです。
Posted by 霧島 at 2011年10月11日 11:26
霧島さん、コメントありがとうございます。

きっと優しいお母様なんでしょうね。

私もいつか、梅干し漬けるでっかい心の母ちゃんになりたいです(^∧^)
Posted by ヒラジュン at 2011年10月11日 12:26
おふくろの作る弁当にもいつも梅干しが入っていました。
当たり前のように食べていましたが、今になって感謝しています。
Posted by アールサンズ at 2011年10月11日 23:43
アールサンズさん、コメントありがとうございます。

本当に、親の有り難みって時間が経ってから感じるんですよね。

なんで、あの時『ありがとう』って言えなかったかな~って、後悔することがたくさんあります。

当たり前の日常をずっと与えてくれた事を、今になってスゴい事だと気づかされました( ̄▽ ̄;)
Posted by ヒラジュンヒラジュン at 2011年10月12日 12:12
 
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梅干しの瞬間
    コメント(4)