2011年10月14日
涙が止まらなかった話
今日は、朝から雨がポツポツ…
庭仕事も無理そうなので、夕食のおでんを仕込みます。
夕食は、近所に住む父、姉一家全員で
毎夜にぎやかな食卓を囲みます。
昨夜、父からこんな話を聞きました。
以前から、実家のポストに
ときどき野の花が入れられていました。
最初は、通学途中の子どものイタズラだろうと
たいして気にも止めていなかったそうです。
ところが、昨日、偶然父は花の主の会話を耳にしました。
裏庭で作業をしていた父、
小学生の女の子二人がポストの前で交わした会話に
涙が止まらなかったそうです。
それは、二年前、突然天国に旅立ってしまった
母へのお花だったのです。
地域の学童見守り隊として
雨の日も、寒い冬の朝も、毎日早起きして
近所を通学する子ども達を見守っていた母。
時には、忘れ物を届けたり、ケンカの仲裁をしたり…
中学に進んで不登校なった子どもの
送り迎えをしたこともありました。
『なんでそこまでお母さんがせんといかんと??』
私は、民生委員や地域活動ボランティアに忙しい母を
なかなか理解できませんでした。
ポストに花を届けてくれていた女の子たち
『ここに花をいれちょけば、おばちゃんに届くかね?』
『届くよ! 絶対おばちゃん よろこんじょるわ~』
花を入れた後、小さな手を合わせ、
女の子たちはしばらく目を閉じていたそうです。
父から話を聞いて、私も姉も子ども達も、
しばらく箸が止まりました。
突然、旅立つ事になった母ですが
母は幸せだったと思います。
限りのない物欲や食欲、情欲は必ずしも人を幸福にはしません。
誰かを幸せに出来ることが、究極の幸せなのかな~と
考えてしまいました。
もうすぐ、母の三回忌。
母が私たちに伝えてくれた事
今度は、私たちが子ども達に伝えていきます。
庭仕事も無理そうなので、夕食のおでんを仕込みます。
夕食は、近所に住む父、姉一家全員で
毎夜にぎやかな食卓を囲みます。
昨夜、父からこんな話を聞きました。
以前から、実家のポストに
ときどき野の花が入れられていました。
最初は、通学途中の子どものイタズラだろうと
たいして気にも止めていなかったそうです。
ところが、昨日、偶然父は花の主の会話を耳にしました。
裏庭で作業をしていた父、
小学生の女の子二人がポストの前で交わした会話に
涙が止まらなかったそうです。
それは、二年前、突然天国に旅立ってしまった
母へのお花だったのです。
地域の学童見守り隊として
雨の日も、寒い冬の朝も、毎日早起きして
近所を通学する子ども達を見守っていた母。
時には、忘れ物を届けたり、ケンカの仲裁をしたり…
中学に進んで不登校なった子どもの
送り迎えをしたこともありました。
『なんでそこまでお母さんがせんといかんと??』
私は、民生委員や地域活動ボランティアに忙しい母を
なかなか理解できませんでした。
ポストに花を届けてくれていた女の子たち
『ここに花をいれちょけば、おばちゃんに届くかね?』
『届くよ! 絶対おばちゃん よろこんじょるわ~』
花を入れた後、小さな手を合わせ、
女の子たちはしばらく目を閉じていたそうです。
父から話を聞いて、私も姉も子ども達も、
しばらく箸が止まりました。
突然、旅立つ事になった母ですが
母は幸せだったと思います。
限りのない物欲や食欲、情欲は必ずしも人を幸福にはしません。
誰かを幸せに出来ることが、究極の幸せなのかな~と
考えてしまいました。
もうすぐ、母の三回忌。
母が私たちに伝えてくれた事
今度は、私たちが子ども達に伝えていきます。

Posted by ヒラジュン at
10:35
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